会社設立時に提出する届出のうち、特に重要なものは何か

結論からお伝えすると、多くの会社にとって「青色申告の承認申請書」であると考えています。

理由はシンプルで、提出期限が他の届出に比べて早く、期限内に提出できなかった際の影響が大きいからです。
もし期限内に提出を失念してしまうと、設立第1期目については白色申告となり、青色申告に認められている欠損金の繰越控除や各種特別償却・税額控除といった恩恵を受けることができません。
創業初期は赤字になりやすい時期でもあるため、この欠損金の繰越控除が使えないことは、将来の税負担に大きく影響しかねません。

実務上、法人設立直後は対応すべきことが多く、登記関連や社会保険の手続きに気を取られているうちに、気づけば期限を過ぎていた、というケースも見受けられます。だからこそ、数ある届出の中でも優先的に対応すべきものとして、「青色申告の承認申請書」を位置づけることが考えられます。

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